内尾のかっぱ別館「手帳好きの部屋」
TOP PAGE
ブログへ

日記の魔力
この習慣が人生を劇的に変える

著者:表三郎
出版社:サンマーク出版
サイズ:単行本/206p
発行年月:2004年08月

第1章 あなたの人生を変える「行動日記」
第2章 誰も教えてくれなかった日記の書き方
第3章 潜在力を開花させる日記の読み方
第4章 日記を書きつづけた先に待っているもの

かっぱが、「行動記録」にこだわる理由になった本です。
ちなみに、現物の本ではなく、PDA版をダウンロードして読みました。
PCでの読書は、ちと辛いものがありますが、PDAでの読書というスタイルは好きだったな。

忙しいときほど日記を書き、そうすると自分の時間が増える。
日記だからって、一日の反省を書こう!という類の薦めではなく、「いつ」「どこで」「誰と」「何を」したかという、いわゆる行動記録の薦めです。

「日記」という言葉を使うと、

  今日はこんなことがありました。
  誰々ちゃんがこう言いました。
  ボクはこんな風に思いました。
  次からはこうしようと思います。

みたいなものを想像するか・・・・
もしくは、よく若い女の子なんぞが書く日記みたいに、ダラダラと「こんなことがあって、どう思って、だけどホントはさ〜・・・・。」なんてものを想像しちゃいます。

その手の日記は、後で読み返すと結構恥ずかしかったりするし、それが将来役に立つ・・・?とは到底思えなくて、かっぱ的にはあまり好きぢゃありませんでした。

この本で薦める日記は、モチベーション・シートにも共通する「行動記録の薦め」です。

いつ、どこで、何があったか。いつ、どこで、何を食べたか。
通常なら空白になってしまう「移動の時間」も書いておきます。
仕事も、「8〜17時:仕事」では意味がなくて、細かい行動を記録します。
そうすると、自分が何にどれくらい時間をかけているかがわかる。
そうすると、「明日は、何時にこれを始めれば何時には時間が空く。」ということがわかってくる。
そうすると、あ〜してこ〜して時間を作ろう!という計画が立てられる。

日記の書き方、そして日記の読み方、活用の仕方が具体的に書かれていて、それはまさに自分を生かす「手帳術」そのもの。
かっぱ的に、これも超お勧めの本です。


by 内尾のかっぱ [ 2005.11.01 ]