内尾のかっぱ別館「手帳好きの部屋」
TOP PAGE
ブログへ

「整理」と「活用」

手帳に書くことは全部「情報」です。情報は、活用することに意味があります。かっぱは「情報整理法」などという言葉には抵抗を持ちます。整理したいんぢゃない。活用がしたいんだ!

「収集すること」や「整理すること」に囚われてしまうと、その本来の目的から外れて「活用すること」までたどり着けず、それでは本末転倒です。

正直、システム手帳を使っていたころのかっぱは、「整理すること」に囚われておりました。どうもシステム手帳には、実際に物理的区分けや並び替えができてしまうため、整理に囚われる傾向を強くさせる空気が漂っているように思うんですが、いかがでしょうか。

情報は、まずは「収集」から始まります。
どんどん蓄積していく必要もあります。
でも、この段階で、収集すること自体にこだわったり、後で見つける時のことを心配しすぎて整理すること自体にこだわったりしてはいけない。

物理的に区分けして整理するから、余計に解らなくなる!とかっぱは思います。
変にカテゴライズしても、それが明確で完璧な分類でないなら逆効果。
それよりも、ずうっと強力な方法は、時系列での整理です。時系列は強力です。自然と記憶を呼び起こすので、「あの時の情報・・・」は思いのほか素早く発見できますし、綴じ手帳など使えば、おのずと自然に時系列で並ぶので、まったくと言って良いほど手間がかかりません。

ある程度分類が必要なら、「100円ノートの超メモ術」を使いましょう。これさえ知っていれば、分類なんて後々!そんなことは気にせずに、収集に集中、活用に集中できます。


by 内尾のかっぱ [ 2005.10.24 ]