内尾のかっぱ別館「手帳好きの部屋」
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マンダラート

マンダラートとは、今泉浩晃氏発案の、3×3マスフォーマットのメモのこと。
(さまざまなバッタもんが出現し、今泉氏は苦悩しておられるようで気の毒。)

かっぱは、このマンダラートに、Palm版で親しんでおりました。
PDA上のマンダラートは、まさに無敵のツール。
3×3が、ほぼ無限に掘り下げていけるので、どんどんアイデアが膨らんでいくのです。
WIN版もありますが、本領発揮できるのは絶対PDA版です。

このマンダラートを、紙上で実現するのは、少々無理があります。(もともとは紙版だったんですがね・・・。)そこで、マインド・マップとの融合を図ります。

マインド・マップは、枝の数に制限がありません。
多くても良いですが、逆に、足りないことにも拘らない。
マンダラートの場合は、3×3のマス目。
真ん中はタイトルで潰れるので、周囲の8マスを埋めていきます。

4つ目のアイデア
ここらまでは楽に出てくる
5つ目のアイデア
段々苦しくなってくる
6つ目のアイデア
出てこないから、コレまでのアイデアから連想ゲームが始まったりする
3つ目のアイデア
楽に書けるけど、ありきたりなアイデアが続く
ここはタイトル
例えばなにかアイデアを搾り出そうとするときに・・・
7つ目のアイデア
なんだか面白いかも?
2つ目のアイデア 1つ目のアイデア 8つ目のアイデア
ぶっ飛んだ面白いことが出てくる

はじめのマスに書くアイデアは、ありきたりで、誰でもすぐ浮かぶようなものだと思います。
3つ目、4つ目くらいまでは、つまらないものが続いたりします。
6つ目くらいになると、苦しくなってくる。それでもマスを埋めましょうねー!っと軽い強制力が働いて、搾り出すように何か書こうとする。そうすると、自分の中で発想の転換が始まるんです。
もともとのテーマを疑ってみたり、常識を疑ってみたり、より深く考えてみたり。

きっとマインドマップだったら、ここまで書けなかっただろう・・・と思うこと必至。
マインドマップを書きながら、目に見えないマンダラートを頭に描いてみるといいと思います。


by 内尾のかっぱ [ 2005.09.25 ]