内尾のかっぱ別館「手帳好きの部屋」

モールスキン一元化手帳

● モールスキンで一元化手帳を!

かっぱ的には、別名「偽ほぼ日手帳」と呼びます。
かっぱは、ポケットサイズのスクエア(方眼)タイプを使います。
全面が5mm方眼のみの至ってシンプルなノートで、日付やページ番号を記入する欄なども、もちろんございませんが、これをスケジュール管理、行動記録、タスク(ToDo)管理などの手帳として、ひらめいたアイデア、日記、覚書などのノートとして、なんにでも使います。

日付が入っていないので、使い始める前に少々楽しい準備が必要です。

● まず、一覧できるカレンダーを!

PCで作る。もしくは、ミニ6穴システム手帳のリフィルを流用する。という選択があるかと思います。
かっぱはブロック式のカレンダーにしましたが、一ヶ月リスト式や一週間ずつ4〜5ページに渡ってカレンダーを貼ってみたり、いろんな形ができると思います。
使いやすいカレンダーは、まさに人それぞれでしょうね。

● マスター「タスク」リストをつくる

これは、フランクリン・プランナー伝道師かっぱの名残り。
上写真の右ページです。
「タスク」リストではありますが、月間目標も書きます。
毎月必ずこなす、こなさねばならない仕事がリストアップされています。

● デイリーページを確保する

手帳として使うので、日付が入っていたほうが断然使いやすいです。
1〜31までの数字と曜日を、見開きを一日として一気に書き込みます。
人によっては見開き二日でも良いかとは思いますが、見開き一日のボリュームがあれば、スケジュール、タスク、行動日記、ちょっとしたアイデアくらいまで、デイリーページのみで書ききれるかもしれませんね。

日付の部分をなにやらカラーで塗ったり囲ったりするとナイスです。

このページには日付のほかに、時間軸を書きます。
かっぱはいつも4:30に起きるので、4〜24までの数字を左端にビシっと書き込みます。
これは、当日書いてもいいし、ヒマな時にベベっと書いてもいいですね。
この時間軸の横に、スケジュールを書き込みます。線や記号を駆使しながら、自分にわかりやすいルールを作ると楽です。
予定と結果がわかるように書いておくと、簡単な行動日誌になります。
右のページは完全に空いてますが、ここは、かっぱの場合膨大なタスクリストで埋め尽くされます。
日記やちょこっとしたメモなど、自由に使えると思います。

● 翌月以降のカレンダーを貼る

デイリーページが終わった直後から翌月以降のカレンダーを貼り付けます。
三ヵ月分がよいかと思われます。
見開きの半分残るので、それ以降の予定などはその空白のページに書き込みます。
後々転記する必要があるので、転記確認用のチェックボックスがあるとよいです。

● いよいよノートページ

この後は、いよいよフリーノートページ。
デイリーページをたっぷり取った後でも、更にたっぷりと余るはずです。

日記、アイデア、覚書、読書メモ、マインドマップ、なんでもあり。
細かくカテゴリに分けたりせずに、ただひたすらに時系列で書き込みます。
どこに何を書く?とか、全然気にせずにドンドン書きます。
ひとつ気をつけるのは、「1件を見開き1ページに書く」こと。小さな内容でも、見開き1ページを使ってドーンと書きましょう。

どこに何を書いたか?って、ラストのページに作るインデックスが教えてくれます。
※参照 100円ノートの「超メモ術」←超重要ポイント
多少なり、ペラペラめくって探す必要がありますが、めくるからこその手帳です。
何度もめくるから生きてくるのが手帳ってもんでしょ。

書くときには、とにかく迷わず書く。
モールスキンのしおり紐は、一番始めの空白ページにはさんでおき、思いついたらすぐに空白ページを開けるようにしておきます。

冒頭で「偽ほぼ日手帳」といいましたが、このフリーページとインデックスは、本家ほぼ日手帳ではマネができません。それに、ほぼ日手帳のデイリーページに書ききれない内容が、付箋やメモパッドに収まりきるとは思えない。。。それが、かっぱが本家ほぼ日手帳にのめり込み切れない理由です。

これが、今のかっぱの「理想に一番近い手帳」です。


by 内尾のかっぱ [ 2005.09.10 ]