三色ボールペン術
斎藤孝氏提案のすんばらしい技術。
三色ペンというと、「黒、赤、青」と思いがちだけど「赤、青、緑」だ。
斉藤氏が言うに、黒は「思考停止の色」なんだそうで、三色ラインナップには入っていない。
赤:とっても大事なこと
青:大事なこと
緑:おもしろいこと
正確に言えば、主観的、客観的なんていう言葉を使うんだけど、こんな感じで理解していいと思う。本来は本の読み方などに使うものなんだけど、これを手帳術に応用する。
予定でも、タスクでも、その手の管理を多少なり齧った方はこんな図をご存知でしょ。
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緊急 |
緊急でない |
重要 |
緊急かつ重要
(第1領域) |
緊急ではないが重要
(第2領域) |
重要でない |
緊急だが重要ではない
(第3領域) |
緊急でも重要でもない
(第4領域) |
これを、こんな風に色分けをする。
第4領域に色がないのは、不要で、省いていくべき部分だから。
第4領域も必要だ!って主張される方は、価値観の見直しが必要かもしれません。
ホントに必要な「息抜き」は第2領域に入ってくるハズだから。
具体的にかっぱ的に解釈すると、
第1領域:仕事
第2領域:自己啓発的勉強、家族、友人、趣味に関すること
第3領域:やらなきゃいけない雑用(仕事の雑用も含む)
これを、バランスよく一日に盛り込むべきなんだけど、色分けするとバランスが一目で解ります。
緊急性がないから、なかなか盛り込めない第2領域の部分を、一日に割り込ませる隙をつくるために、ちょっとでも役にたつ技ではないかと思います。
by 内尾のかっぱ [ 2005.11.08 ]
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